夏至の時期と意味について調べてまとめてみました。
夏至の時期に食べる食べ物も、調べた範囲で各地ごとにまとめています。
また、夏至にはスピリチュアル的なことも見つけたので、そちらのこともまとめました。
私は毎年、夏至の時期にめちゃくちゃ体調を崩していたのですが、今回調べてみて体調不良の理由が少し分かった気がしたので、これを機に対処できたらいいなと思っています。
(記憶より記録!!)
目次
夏至はいつ?
2021年の夏至は、北半球の日本で6月21日㈪です。
日の出時刻は日本時間の東京で4:26
日照時間は日本時間の東京では14時間34分
日の入りは日本時間の東京で19:00
2020年の夏至は、北半球の日本では6月21日㈰
日の出時刻は日本時間の東京で4:25
日照時間は日本時間の東京では14時間35分
日の入りは日本時間の東京で19:00
2020年~2030年までの10年間程は6月21日が夏至になるそうです。
夏至とは?
夏至のことを英語ではsummer solstice(サマーソルスティス)と言うそうです。
夏至は、1年で最も日照時間が長くなる日のことです。
夏至の日照時間は、平均で14時間から15時間前後になるという事でした。
夏至と冬至との差は、平均で約5時間から約6時間前後程の差があるそうです。
ちなみにですが、冬至は夏至の反対で、1年の中で最も日照時間が短くなる日です。
冬至の日照時間は約9時間から約10時間前後程になるそうです。
冬至について詳しくはこちらの記事にまとめています↓
冬至はいつ?2020年の冬至の日の入り時間は?日照時間は何時間ある?
夏至の意味は?
夏至というのは、昔々の中国から伝わったとされる季節を表す言葉の一つのようです。
現在では、季節を4等分にした春夏秋冬(しゅんかしゅうとう)と表されていますが、昔々は季節を24等分にした二十四節気(にじゅうしせっき)というもので表されていました。
今でも二十四節気(にじゅうしせっき)は残されています。
夏至は、24等分された二十四節気(にじゅうしせっき)の中の夏にあたる季節になります。
夏:
・立夏(りっか:5月6日頃~)
・正満(しょうまん:5月21日頃~)
・芒種(ぼうしゅ:6月6日頃~)
・夏至(げし:6月21日頃~)←ここ
・小暑(しょうしょ:7月7日頃~)
・大暑(たいしょ:7月23日頃~)
他の季節は
春:
・立春(りっしゅん:2月4日頃~)
・雨水(うすい:2月10日頃~)
・啓蟄(けいちつ:3月6日頃~)
・春分(しゅんぶん:3月21日頃~)
・清明(せつめい:4月5日頃~)
・穀雨(こくう4月20日頃~)
秋:
・立秋(りっしゅう8月8日頃~)
・処暑(しょしょ:8月23日頃~)
・白露(はくろ:9月8日頃~)
・秋分(しゅうぶん:9月23日頃~)
・寒露(かんろ:10月8日頃~)
・霜降(そうこう:10月23日頃~)
冬:
・立冬(りっとう:11月7日頃~)
・小雪(しょうせつ:11月22日頃~)
・大雪(たいせつ:12月7日頃~)
・冬至(とうじ:12月22日頃~)
・小寒(しょうかん:1月8日頃~)
・大寒(だいかん:1月21日頃~)
現在も二十四節気は使用されていて、季節を表していたり、季節ごとに催し物があったりして、聞いたことのある季節の言葉もいくつかあるのではないでしょうか。
毎年夏至の日が違う理由
2019/6/22
2020/6/21
2021/6/21
2022/6/21
2019年の夏至の日のように、日にちのズレが生じる理由は、地球が太陽の周りを一周する時間に関係がありました。
地球は自転をしながら、太陽の周りを回っていて、このことを公転といいます。
この、公転周期は、1周するのに365日と約6時間程度かかるそうです。
この約6時間程度のズレが毎年起きているので、夏至の日も多少のズレが生じる年があるということのようです。
夏至に食べる日本各地の食べるもの
日本では、古くから農作業を終わらせる目安として夏至が用いられていて、夏至から半夏生(11日目)までが目安とされていたそうです。
その後数日はお休みになる所が多かったそうです。
食べるものの意味としては、作業を手伝ってくれた人たちへの労いと、神様への豊穣祈願のためとありました。
今回は地域別に、調べた範囲で載せています。
関東
新小麦で焼き餅を作って、神様に豊穣祈願と共にお供えし、農作業などを手伝ってくれた人達にも労ったとありました。
三重
みょうがを食べる。
みょうがは独特な香りが特徴ですが、その香りの成分でアルファピネンという成分が血行促進効果や冷え防止効果があるため、夏バテ防止効果で食べるということでした。
また、三重県では毎年、伊勢市の二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)で、夫婦岩から日の出を拝み、天照大御神様をお迎えお祀りする夏至祭が執り行われているそうです。
愛知
無花果(いちじく)田楽を食べる。
和歌山・奈良
関東と同じで、この時期に収穫した新小麦を使って小麦餅を作り、神様に豊穣祈願としてお供えし、作業をしてくれた人たちにも小麦餅で労ったとありました。
福井
夏に備えて鯖を食べてスタミナを付けるとありました。
半夏生鯖として焼き鯖が店頭に並ぶそうですよ。
また、昔、大野市の殿様が田植えに励む民の身体を思いやって話したことから始まりともありました。
鯖には疲れを癒す効果もあるそうで、そこから今も伝わる習慣になったそうです。
大阪近郊
夏至から半夏生の時期にタコを食べるとありました。
タコは海底で岩に足を張るという意味から、稲がタコの足のように、しっかりと根を張るよう願いを込め豊穣祈願に食べているそうです。
京都
水無月(みなづき)という和菓子を食べるとありました。
水無月という和菓子は、白い外郎(ういろう)にあずきをのせ三角に切り分けられたもので、厄除けの意味や縁起物として食べていたとも言われていました。
また、昔の人は暑い夏を越すことが難しかったこともあり、このことから無病息災の祈願にも使われていたそうです。
香川
収穫した新小麦を使ったうどんで作業をしてくれた人たちを労っていたそうです。
夏至の時期の旬な食べ物や花
・鮎
・かんぱち
・鱧
・みょうが
・オクラ
・とうもろこし
・枝豆
・さくらんぼ
・メロン
・夏みかん
・あんず
・紫陽花
・桔梗
・くちなし
・紅花
等々があるそうです。
旬な物を食べることは、その時期の味覚を楽しむだけではなく、その時期に起こりうる体調の変化にも、旬の物を頂くことが体によいともありました。
旬の物を頂くことは、沢山の意味があるからなんですね!!
スピリチュアル的
エネルギーは、冬至から陽に向かい、夏至から陰に向かうと言われていて、夏至も冬至もエネルギーの転換期にあたるのだそうです。
冬至からの陽は成長や活動のエネルギー、夏至からの陰は考たり立ち止まるエネルギーのようです。
エネルギーの転換期と言われている夏至では、スピリチュアル的に体調への変化がある人もいるとありました。
主な体調不良
・動悸
・めまい
・だるさ
・眠気
・不眠
・吐き気
・頭痛
・風の諸症状
・感情の不安定
・集中力が無くなる
・体の痒み
等々があるようです。
この時期に、何となく身体の調子が良くないと感じた時は、もしかしたらエネルギーの転換期の影響かもしれませんね。
立ち止まり考える時期なのだと、気楽にこの時期をやり過ごすのもいいかと思います。
また対処法としては、朝日をしっかり浴びて、心と体に太陽のエネルギーを取り入れ、朝日の周波数を受けることで、身体の色々な不調が改善され整うということでした。
また、瞑想などを行うと、精神的に安定し、心のバランスが整うことから体の不調も改善されるともありました。
瞑想ができない時は、少しの時間ボーっとするだけでもよいそうです。
何も考えずに、ただただぼーっとする、これだけでもスッキリするということでした。
もし、夏至の時期に、体調がよくない時があったら、どれが試してみてもよいかもしれませんね。
また、旬の物には、スピリチュアル的に強いエネルギーが存在しているともありました。
旬な物のエネルギーを頂き、その時期に起こる変化や不調に備えるのもよいかもしれませんね。
私も毎年、この時期が梅雨ということもあって、体調をよく崩すのですが、体調を崩すと、その不調から心も不調になりがちなのでした。
今年からは朝日浴をしたり、旬物を食べて旬なエネルギーを頂いて、パワーのチャージを試みてみようと思っています。
そのあとは、ぼーっとする時間も見つけて、心と体にエネルギーのチャージもしたいと思います。
調べてみて
夏至の時期に起こる、体調不良の原因と対処法が判明したことに驚きと納得でした。
皆様も夏本番前の体調の変化に、朝日浴と旬な物を頂いてパワーチャージしてみてはいかがでしょうか?
世界中で笑顔が沢山溢れますことをいつまでも願っています・・・。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。