我が家のお父ちゃんに突然訪れたワンオペ(一人育児)の奮闘記!!


お母ちゃんが入院手術をした時に突然お父ちゃんに訪れたワンオペ(一人育児)体験の奮闘記です!!
誰かの何かの時のお役に立てばと思って残しました。

(記憶より記録です!!)

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目次

ワンオペ(一人育児)への覚悟と孤独感

覚悟を決めた初日。
お母ちゃんには「虫垂炎」の手術をしてもらおうと思ったと言います。
先延ばしにしていても、いずれは痛みが再発すると聞いたので、これを機会にと覚悟を決めたそうです。
医師からは、確認した際に「母子同室大丈夫です。できます。」と言われたにも関わらず、数時間後に婦長さんに、「母子同室は出来ませんので、お父さんが頑張ればいい」と言われたそうです。
実際、産まれたばかりの赤ちゃんを一人だけでお世話することは、いままで経験がなかったことでしたので、正直不安しかなかったと言います。
この時点で主人は、周りに突き放されたと感じたそうです。
また、お父ちゃんには頼る身寄りもないので、自分がやるしかないと思ったとのことです。
産後のお世話で来ていた義母も、つい2.3日前に帰京したばかりで、相談することに抵抗があったとの事でした。

初めての生後1カ月の赤ちゃんのワンオペ(一人育児)

我が家には生後1カ月の赤ちゃんだけではなく、2歳児の保育園児もいましたので、初めてのワンオペは2人相手となったのですが、お父ちゃんは日ごろから2歳児とは気が合っていたので、そこには不安や心配事はなかったそうです。
赤ちゃんのお世話は、ウル覚えの記憶を辿って始まったそうです。

・ミルク
・おむつ
・寝かしつけ
・お風呂

この4つは最低限こなさなければならないことだと思ったそうです。
まだ、離乳食などが無かった分、工程が少なくてよかったです。
その合間に2歳児のお世話を挟む感じで、4日間このローテーションで過ごしたそうです。

ミルク

基本は泣いていて、抱っこでも泣き止まない時に作り始めたそうです。
泣いていても、気負いせずにベッドに置いて、それからミルクを作っていたそうです。
飲めばあげて、飲まなければ捨ててしまえばよいと決めて、泣き始めたら必ず作っていたそうです。
当然、何で泣いているかが分からなかったので、出来る限りのことは試したと言っていました。
また、ミルクを飲まなかったとしても、捨ててしまえばいいと決めていたので、なんで飲まないかは考えなかったと言います。
わからない時は、清く諦めて抱っこやトントンなどを試行錯誤したそうです。
赤ちゃんはあまり愚図ることはなかったと聞いています。
我が家愛用のお父ちゃんでも簡単に計量無しで作れるキューブミルクはこれです↓↓↓↓

おむつ

泣いたらとにかく確認する を徹底したそうです。
こちらも、何で泣いているかを読み取ることができなかったので、必ず、汚れていなくても確認はしたそうです。

寝かしつけ

お父ちゃんの寝かしつけへの根気は、私よりある方だと思います。
2歳児がまだ、生まれたばかりの頃から寝ない子でしたので、毎回、私から代わって、心折れずに挑んでいたのを記憶していましたし、心配していませんでした。
しかも、生後1カ月の赤ちゃんはよく寝てくれる子でしたので、あまり寝かしつけでは大変だとは思わなかったようです。

お風呂

赤ちゃんのお風呂が1番大変だったそうです。
2年前の時も、2・3か月の時から一緒に大きなお風呂に入った記憶しかなく、今回も2・3回程度しか沐浴を経験していなかったので、ここが1番不安だったそうです。しかも誰も見ていない中での実践は心細かったようです。(世のお母さん達も同じ気持ちなんですけどね)
とは言え、入れなくてはならないので、記憶を頼りに頑張ったと言います。
現在はググって調べたりすることができるので、不安要素を軽減するためにも、予行練習などもよいのかもしれないですね。
また、沐浴の期間は本当に短く、あっという間に終わってしまう経験なので、ぜひお父さんには積極的に参加して欲しいと思います。
お母さんの産後の身体は、見えないところでとても疲労していますので、体力がいる沐浴はお父さんにお願いできると、お母さん達の身体も心も早く疲労回復できると思います。

2歳児育児

2歳児のお世話は、とても安心してできたと言います。
物静かで、言われたこともしっかり理解できていたそうで、大変助かったと言っていました。
また、二人の絆と友情も深めることができたので、お父ちゃん的には、大変もあったけれど、楽しい思いでしかないそうです。(母として妻としてありがたいお言葉です)
ご飯は、朝はヨーグルトバナナが定番でした。
夜は、レンジで作る卵焼き(お母ちゃん直伝)・きゅうり・ニコニコポテト・日ごろから冷凍していたご飯、などを出していたそうです。
レンジ卵焼きはこちらの記事にあります。よかったらどうぞ↓↓↓↓
レシピとは呼べない?!お母ちゃんの絶対バレない手抜き料理!!Ⅱ
現在、その2歳児はプチ反抗期を迎えようとしておりまして、親子共々日々の成長を感じております。

3日目から病院にて母子同室許可

術後2日目の夜には、歩ける程に回復していましたので、当直の看護師さんから、明日からの母子同室許可を頂きました。
とは言え、宿泊は出来ないと言われたそうで、仕事前に病室に預けて、仕事終わりに病室から連れて帰るというサイクルで、残りの3日間を過ごしました。
自宅―保育園―病院―職場―保育園―病院―自宅
上記で4・5日目は病院のエントランスで赤ちゃんを預けて、そのまま仕事に向かいました。
(私の記憶では、赤ちゃんは宿泊したように思っていましたが、どちらも記憶が曖昧でよく覚えていません。夫婦共々それほど必死で毎日を過ごしていました。)

義母登場

退院当日は、義母が飛行機に乗ってわざわざ病院まで駆けつけてくれました。
飛行機の手配こそこちらでしましたが、空港から電車を乗り継いで、送迎なしでパワフルに戻って来てくれました。
義母が来てくれると聞いたときは、本当に安心しました。
気持ちが救われた感じがしました。
義母は、2日前まで1カ月間産後のお世話で滞在していたこともあり、自宅の掃除やら子供の相手などが頼めました。

突然ワンオペ(一人育児)その時思ったこと

全部が全部そうとは限りませんが、今回のような場合も、少なかれ世の中にはあると思います。
もしもの為の、ワンオペ(一人育児)のケアやアドバイスなどが、入院時や病院の看護師さんから頂けたり、また窓口などがあると、突然ワンオペ(一人育児)になったとしても気持ちが落ち込まずに、もっと安心してワンオペ(一人育児)が出来るのかもしれないと感じました。
子供達にもそうですが、子育てしている人達の思いがもっと伝わる世界になってほしいと思います。

ワンオペを終えて感じたこと

今回は私が突然「虫垂炎」になり、入院と手術をしたことで、お父ちゃんが初めてのワンオペ(一人育児)を経験することになりました。
一生懸命過ぎて、途中の記憶も曖昧になってしまいましたが、今思い返しても、お父ちゃんの中でよい思い出として残っているそうです。
母親健在の父親が、ある日突然ワンオペ体験をすることはまずないと思っています。
その中で、不幸中の幸いではないですが、一人で育児ができたという自信は、今後もなかなか経験できない気持ちだと感じました。
あの時に、試行錯誤で乗り切ったたかが4日間ですが、お父ちゃんにとっては、されど4日間になったのです。

お父ちゃんの食事

お父ちゃんは、基本子供が2人とも寝てからの食事でした。
火を使うことや、湯を沸かすことは、子供に危険が生じることを考えた末の結果だそうです。私は賢明な判断だと思いました。

最後に

今回は、我が家のお父ちゃんに起きた、突然のワンオペ体験と、思いを記事にしました。
この時の事はお父ちゃんに感謝しても足りないほど感謝の気持ちでいっぱいです。
お父ちゃんありがとうございました。
また、もっと大変な環境下の方も、いらっしゃると思います。
ワンオペ(一人育児)は、お父さんでもお母さんでも誰でも大変なのです。
でも、大変の中にも、笑顔になれることが沢山あるから頑張れるんだと私は思います。
子供と一緒に大泣きもあります。
子供と一緒に大笑いもあります。
子育てだけど親育てでもあると私は思います。
皆で色々模索しながら育って行けたらと思っています!!

長文を読んで頂き誠にありがとうございました。

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