「正月飾り」いつ外したらよいのか?また処分方法にいつも毎年悩んでしまい困っていたので、今回は【外す時期】と【処分方法】と【再利用について】調べてみました。
(記憶より記録は大事です!!)
飾る時期と種類や意味が書いてある記事はこちらです。
正月飾りもしめ縄もいつまでに飾ればいいの?種類は?意味はあるの?
目次
外す日
門松・注連縄(しめなわ)・破魔矢(はまや):1月7日までに外すそうです。
本来は、7日の早朝に外しその朝に七草がゆを食べる、または、食べた後に外すなどありましたが、近年は6日に外してしまう所も多いそうです。
羽子板:そのまま飾っておいてもよいそうですが、気になる方は1月7日までに注連縄(しめなわ)や門松と一緒に外してもよいそうです。
関西は1月15日の旧正月(小正月)に外すそうです。
なぜ、関西だけ15日なのか?
本来は全国的に15日に外していたそうですが、江戸時代の将軍様の命日?の関係で江戸を中心に1月7日になったのではないかと言われているそうです。
また、地域での違いや諸説もありますので、その地域に合わせて正月飾りを外しましょう!!
処分方法・捨て方
地域によって呼び方の違いがあるそうですが、神社で行っている、どんど焼や左義長などでお焚き上げしてもらい処分する方法が一般的で、この時に、歳神様が戻っていくそうです。
関西は1月20日前後に、その他は1月15日前後に神社などで行う地域が多いようです。
神社に行けない時は、家でゴミと一緒に処分してもよいそうです。
気になる方は、新聞紙や半紙に広げて、酒やお塩で清めてから新聞紙や半紙に包んで捨ててもよいとありました。
私もこの方法で毎年処分していましたが、半信半疑だったので、今回知ることができてよかったです。
家庭ごみに出す場合は、地域の決まりに沿って分別してくださいね。
また、大きいものは小さくしてから処分するとよいそうです。
鏡餅の処分
鏡開き:1月11日(関西は1月20日「京都は1月4日の所もあるそうです。」)
鏡餅には鏡開きという日があります。
この日に鏡餅をあげ餅にしたり、お汁粉やぜんざいなどにして食べるそうです。
また昔の人は、切るという言葉が「切腹」という意味につながるということで、縁起が悪いとされ、「開く」と言うようになったとありました。
なので、刃物などで切ることはあまり好ましくないようです。
近年は、鏡餅に見立てたプラスチックの鏡餅の中に、個包装された切り盛りが入ったものが売っていますので、我が家では毎年使っています。
中の切り餅も個包装で、食べきれない時はそのまま冷凍庫で冷凍保存しています。1か月は持つそうです。
使いまわしは出来る?
一般的には使いまわさない方がよいとありました。
理由は、年神様をお迎えする用意でることや、宿り依り代わるものもあることから、再利用はしない方がよいとありました。
ですが、特に決まりはない様で、近年エコブームや地球温暖化問題などもあるので、再利用される方の方も多いようです。
また、プラスチック製品なども沢山あり、再利用しやすくなっていることも、使いまわしが増えている理由の一つかもしれません。
また、生のものは再利用や保存が難しいそうなので、そちらは処分した方がよいとの事でした。
カビが生えてしまったり、虫が付いたりしてしまうこともあるそうです。
我が家は、プラスチック製品のしめ縄と陶器の干支を使いまわししています。
毎年、子供達が翌年の干支の確認をしながら、飾りつけを手伝ってくれます。
調べてみて
毎年疑問を感じながらも、家庭ごみに捨てていた我が家ですが、お清めをすることで家庭ごみでも大丈夫だとわかり安心しました。
我が家は引越しが多かったので、その地域によっても「正月飾り」に違いがあったり、神社の場所が分からなかったりで、いつも困ったことも多くありましたが、解決方法が分かってよかったです。
また、再利用できることもわかったので、翌年もお気に入りのもので歳神様をおもてなししたいと思います。
最後まで読んで頂き誠にありがとうございました。