「正月飾り」いつ頃に飾り始めるか毎年悩みます。
なので、これを機に「正月飾り」について沢山調べてみました。
今回は【飾り始める時期】と【種類と意味】です。
(記憶より記録が大事!!)
目次
飾り始める時期
「正月飾り」を飾り始めてよい時期は、一般的に12月13日~30日の間がよい日とありました。
この時期に大掃除や飾る準備などを行い、飾りつけをするそうです。
その期間の中でも、特に良い日とされていたのは、縁起の良い末広がりの意味を持つ12月28日とありました。
私も今年から12月28日までに準備を済ませ、28日には我が家を正月モードにします!!
正月飾りの種類は?
正月飾りにはいくつか種類があって、飾る場所と飾る意味がそれぞれにありました。
1つずつ紹介していきたいと思います。
玄関先や門前に
門松:門松は歳神様(としかみさま)の為の道案内の役目を意味しているそうです。
また、松は長寿の木とも言われていて、縁起の良い木であるとともに、松には神様が宿り依り代わるという意味もあるそうです。
門松には雄松雌松があるそうで、正面左は雄松、右は雌松が決まりのようです。
とは言え、我が家は近年、毎年町会から頂く紙に書かれた門松をドアに張って済ませています。
たまに100円ショップの可愛いモノだったりしましたが、処分にも困らないし、ご近所の方々も皆同じなので真似しています。
玄関の上部や門
注連縄(しめなわ):玄関のドアの正面に飾ったり、門に飾ったりすることで、結界をはる意味と同じ意味があり、神様を迎える清浄な場所であることを表しているそうです。
床の間や居間(リビング)又は人が多く集まる場所
鏡餅(かがみもち): 神様へのお供え物であることと、神様と人間を繋ぐものでもあるそうです。
また、神様が宿る鏡に見立てて丸く作られていて、宮中や公家に伝わる伝統の宝物の象徴でもあるそうです。
一緒に飾るダイダイ(みかんでもよい)やシダの葉などは、子孫繁栄や1年の繁栄なども意味しているそうです。
南か東の方角がよいそうです。
高いところに
破魔矢(はまや)・熊手:神棚か目線より高いところに飾るのが一般的のようです。
また、破魔矢は男の子の成長を祝う飾りで、魔除けの意味もあるそうです。
南か東の方角がよいそうです。
特に決まりはないそうです
羽子板:女の子の成長を願って、初正月に合わせて送ったり頂いたりして飾るそうです。
飾る場所に特に決まった場所はなく、家族や親せきに見ていただける場所が良いのではないかとありました。
鏡餅のそばに置くことが多いそうです。
正月飾りをする意味は
・1年の幸せを招く
・1年の厄払いをする
・1年の繁栄を祈る
・子孫繁栄を願う
等々、歳神様をお祀りすることは、とても大切で大事な意味があるんだな、とこの年にして私もようやく知ることができました。
各地で色々違いがある
今回は一般的な正月飾りを調べましたが、正月飾りだけではないのですが、各地で色んなお正月の迎え方や準備があることも分かりました。
特に注連縄(しめなわ)は、北海道・関東・関西・九州・沖縄に色々違いがあり、豪華なものやシンプルなものまで、それぞれに特徴があって面白かったです。
関東地方育ちの私ですが、嫁いだ先は九州地方で、注連縄(しめなわ)だけの違いではなく、初詣にも違いがあったりで、毎回カルチャーショック的な衝撃を味わっていました。
飾るとよくない日
12月29日:こちらは9と言う数字から「苦」という意味を表していたり、「二重苦」などの意味があったりと、昔からよくない日とされているそうです。
12月31日:こちらは「一夜飾り」と呼ばれ、たった1日だけでは神様をお迎え出来ない。と言う意味だったり、31日の日没に神様が降り立つと言われているので、その日に飾ると神様が間に合わないと、言われているからだそうです。
また、地域によっては30日も飾ってはいけないとされているところもあるようです。
正月飾りを調べてみて
今回は【飾り始める時期】と【種類と意味】を調べました。
毎年、何となく周りのまねごとをしていただけの正月飾りだったのですが、今回、意味を知ることができたので、気持ちを込めて準備と掃除をして、幸せの1年の始まりを招けるように歳神様をお迎えしたいと思いました。
皆様も素敵な新年をお迎え出来ますように・・・。
最後まで読んで頂き誠にありがとうございました。