我が家では、毎年子供が軽度の熱中症を発症します・・・
対策はしているつもりでも、学校で起きてしまったり、お友達と遊んでいて起こったりと、親の見えないところで起きることがあります!!
今回は、「熱中症」を調べました。
また、我が家で実際に起きた「熱中症」の体験談と、その時の対処法、親も子供もそれぞれ症状が違ったので、似た症状で早期発見と早期対策に繋がればよいなという思いと、将来の孫たちに教えられるように、という思いで残します!
(記憶より記録です!!孫の代まで伝わりまように・・・孫の代はもっと気温が上がると言われていますね・・・)
目次
熱中症の種類と症状
熱中症とは、「暑い環境」で体の内外に起こる健康障害の総称とありました。
熱失神(日射病)
熱けいれん
熱疲労
熱射病
大きく分けて4つの種類の症状があるそうです。
では、どのような症状なのか
熱失神(日射病)
炎天下で長時間居たり、直射日光を長時間浴びることにより、大量の汗をかいて脱水症状を起こし、そのことにより、唇がしびれたようにかんじたり、顔色が真っ青になったり、呼吸が早くなったりするそうです。
また、皮膚の血管も膨張して血圧が下がり、脳への血流が一時的に減ってしまい、めまいや失神なども起るそうです。
熱けいれん
暑い中で長時間、激しい運動や労働などで大量の汗をかいた時、水分だけを大量に摂ってしまうと、血液の中の塩分濃度が下がってしまい、塩分不足による筋肉のけいれんや、筋肉痛のような体の痛みや倦怠感、手足がつるようなことが起こるそうです。
熱疲労
高温の場所で大量に汗をかき、脱水症状と同時に体に熱がこもってしまうそうです。この時に、気分が悪くなったり、嘔吐があったり頭痛なども起こるそうです。
強い喉の渇きや、倦怠感や高体温などもあり、昏睡状態になることもあるそうです。
これらの症状があるときは、医師の診断が必要になることもあるそうです。
熱射病
熱疲労が重症化すると熱射病となるそうです。
体温が40度以上の高温になり、体温の上昇などで中枢神経に異常が起きて、意識障害が起こり、呼びかけなどの反応が鈍かったり、言動がおかしかったりすることがあるそうです。
これらの症状があるときは、医師の診断が必要になることもあるそうです。
熱中症には、重症度によって症状が分かれていました。
わかりやすく見れるようにまとめてみましたが、全部が全部これに当てはまる訳ではありません。
心配な時は早めに医師に相談しましょう!!
もし子供の症状で、休日や夜間に、緊急を要する場合ではない時で、気になる症状や心配事がある場合は、
#8000(こども救急電話相談)で相談してみるのもよいと思います。
医師や看護師さんからのアドバイスがもらえます!!
不安な気持ちでいるよりは、専門の人の意見で安心できますよ!!
私も、子供が幼い時に数回利用しました。
そのうちの1回は、夜間の子供救急病院の受診を進められ受診しました。
その時に、近くの救急病院も教えていただけたので、初めての救急病院受診でしたが、スムーズに受診出来ました。
スマホからでも大丈夫でした。
もしもの子供の心配の症状がある時は
#8000活用してみて下さい。
熱中症になった時は・・・
1.冷房の効いた部屋や涼しい場所で休む。とにかく体を冷やすことをするそうです。今はコンビニでもイートインなどがある場所も多いので、事情を言って少し休ませてもらうのもいいと思います。本当は横になれる場所がいいそうです。
2.経口補水液やスポーツドリンク、飲めない時はミネラル麦茶などで水分補給をする。
緑茶やウーロン茶は利尿作用があるので、熱中症の時の水分補には向いていないともありました。
小さな子供の場合は、薄めたリンゴジュースでも大丈夫だそうです。今は子供用の経口補水液も、子供用品が置いてあるお店や、ドラックストアでも置いてあったりしますよ。
3.衣服を緩めて楽な姿勢で休ませる。
本人が1番楽な姿勢で休ませるようにするのがよいそうです。足を少し高くして休むのもよいとありました。
私はこの時に、水で濡らしたタオルを絞って体を拭きます。汗をかいたように一時的に体が冷えるので、子供には効果がありました。
4.首・わきの下・足の付け根を冷やすとありました。
氷嚢や水や氷などで体を冷やしてクールダウンするとよいそうです。まずは冷やすことが大事だそうです。
意識がない場合は、すぐに救急車を呼びましょう。
また、水分がうまく取れない場合や様子がおかしい時も、病院を受診しましょう。
救急車を待っている間も、体を冷やして待って居たり、涼しい場所で休んでまっているようにするといいそうです。
我が家の経験した熱中症の症状
我が家は、それぞれに違う症状の熱中症を体験していました。子供も大人も違う症状でした。
体調や環境でも、熱中症の症状が違うので、早期発見のための参考になれたらと思っています。
子供(小学生低~中学年)
男児でやせ型ですが常に汗かきです。
学校には1年中麦湯入りの水筒を毎日持参していました。梅雨明けの急な高温の教室や体育後に気分が悪くなったり、体が熱くて倦怠感のような症状がありました。
いずれも、保健室で体を冷やして、水分補給などで回復しました。
ポカリスエットや経口補水液のような甘くてしょっぱいものが苦手なので、水筒の中身は常に麦茶ですが、汗かきなので、麦茶のミネラルだけでは塩分が足りなくなってしまうようです。
学校に行っている間は無理ですが、帰宅後は塩味のあるタブレットを食べてもらったり、梅干しなどで塩分補給をしていました。
また、めまいを起こすことがよくあるので、先生に相談して、涼しい場所での休憩や、水分休憩などの対処法を伝えていました。
夢中になってたり、時間が無かったりすると、つい水分を取り忘れてしまうことがあるので、都度伝えてもらうようにお願いしました。
外遊びに出掛ける時も水筒を持たせています。こまめに飲むようにも必要以上に伝えます。
この事が功を奏して、前よりは熱中症になりにくくなりました。
とはいえ、症状はいつどこで起こるかわからないので、日々早期発見に努めています。
子供(3歳前後)
親族で法事前に食事会をしていました。
会食会場の子供専用の遊戯室で、みんなと楽しく汗だくで遊んでいた帰りに、大汗でぐったりしてしまいした。その時に「お腹が痛い」とも訴えていましたが、私は食べてすぐに大はしゃぎしたせいだろうと思ってしまいました。
私は全ての症状に対して、遊びすぎたのだと、はじめは思ってしまいました。
今思えば、この時点で病院へ行けばよかったのですが、気づけず、法事の途中で遠出もしていたので、応急処置で体を冷やし、水分の経口補水液など飲ませて、その時は病院には行かずに、法事を済ませました。
少し笑顔も見えていたので安心していたのですが、大きな間違いでした。
法事が終わると同時に嘔吐してしまったのです。
今更ながらですが、大慌てでかかりつけ医院に連絡して急いで受診しました。
幸い応急処置が重症化を防げていたそうですが、先生からは凄く怒られました。
私はこの時の事を猛省し、それからの予定は全て子供優先で動くようになりました。まだ、お母ちゃんと呼ばれて3年目の夏の出来事でした。この先一生忘れない怖い出来事です。
こどもは、体調不良もうまく伝えることができないので、なるべく見逃さないようにしていきたいと思いました。
とは言え、まだまだ失敗も沢山していて、色んな経験もさせて頂いております。まだまだお母ちゃんは未熟者です。
大人
お父ちゃんのある日の夏、配送の仕分け作業で、熱疲労を起こしました。その年も猛暑日が続いていて、汗かきで暑さに弱いお父ちゃんは、水分補給が間に合っていませんでした。こまめにある休憩では、必ずスポーツドリンクや塩分のある飲み物を心がけて飲んでいたそうです。しかし、猛暑の倉庫作業は、体力も奪われ疲労困憊だったのだと思います。
その日、夜中帰宅したお父ちゃんの顔は真っ赤でした。もちろん、お酒は飲めないので、飲んでいません。
本人が、タオルで顔の汗を拭きすぎて赤くなったといっていましたので、そうなんだろうと、その時は思って熱は測りませんでした。
今思えば、熱を測っておけばよかったと思うのですが、その時は大人だし、日焼けも多少あるのかと思い込んでいました。
翌日、お父ちゃんは体が痛くて動けませんでした。これも筋肉痛だと思っていたのですが、あまりに顔が赤かったので、ここで初めて熱を測りました。7度8分ありました。
お父ちゃんは平熱が低いこともあり、かなりの高体温になっていたのです。慌てて首、わきの下、足の付け根を冷やしてエアコンも強めにかけて部屋を冷やしました。
私は仕事でしたので、動けたら病院へ行くように伝言を残して出勤しました。
私が帰宅した時、熱は下がっていましたし、食欲も多少ありました。病院へは、体の痛みやめまいもあり、動くことができず行けなかったそうです。
翌日から徐々に回復しましたが、仕事はすぐに変えました。
お父ちゃんも、本当は医師の診断が必要な所まで来ていたと思います。今回は、たまたま自力で乗り越えましたが、本来は点滴などで回復した方がよかったと思います。最悪は入院になっていたかもしれないです。
幸い塩分補給を心がけていたので、何とか持ちこたえたのかもしれませんが、自分でおかしいと思ったらすぐに病院へ行ってもよいと思います。
最後に
おかしいと感じたら、まず涼しいところでしっかり休んで、水分補給もしっかり塩分やミネラルを摂れるようにすることが大事だとわかりました。
年々上昇傾向にある猛暑ですが、あと10年後には気温がもっと高くなると言われています。
この異常気象は地球温暖化が原因ともいわれていますね。
私たちに今できることを、できる範囲で少しずつできたらいいなと思います。
皆様も熱中症には十分お気をつけください!!
最後まで読んで頂きまして
誠にありがとうございました。