幼い時から肌の弱かった私ですが、美肌というものを敬遠していたせいで、乾燥肌を悪化させ、この度アトピーの診断を受けてしまいました。
そこで、もっと前から乾燥肌の対策をしていたら、今回の様にアトピーにはならなかったのではないかと思ったので、将来の孫達の美肌の為にも、乾燥肌の仕組みを調べて知ることにしました。
今回も沢山調べたので、乾燥肌でお悩みの方にもぜひお読みいただきたいと思います。
(記憶より記録!!)
目次
乾燥肌とは
まずは簡単に。
乾燥肌は、内的外的の何らかの原因から、肌の中にある皮膚の細胞と細胞の間に隙間ができてしまい、その隙間ができたことが大きく影響して、色々な悪循環が重なり、肌荒れが起こるそうです。
肌荒れを修復しないでおくと、かゆみを始め、色々な症状が起きて乾燥肌になってしまうようです。
乾燥肌にすぐになる訳ではなく、肌の中にある細胞がある程度修復作業を試みて、それから、細胞が限界値を超えてしまい、細胞から「肌荒れコール」のお知らせがあり、そこで自身が何らかのケアを怠ると、乾燥肌になってしまうということのようです。
初期段階の肌荒れで、しっかりとしたケアをすることが大事なようです。
ですが、実は乾燥肌は、〈なりにくい人〉と〈なりやすい人〉
といるようです。
なりやすい人は、家系や遺伝もあるそうですが、アレルギー性の何らかの症状を発症したことがある人や、喘息や花粉やハウスダストなどもそうですが、食べ物のアレルギーなどがある人も、乾燥肌になりやすいそうです。
私は3歳の頃からお蕎麦にアレルギーがあり、その後、喘息を患いました。
喘息は18歳で死にかけましたが、20歳前後に何とか完治できました。
肌も幼い頃から弱く、中学の頃でニキビに悩み、大人になっても肌荒れと常にお友達でした。
アラフィフ目前のこの程「アトピー性皮膚炎」と診断を受けてややショックをおけております。(笑)
アレルギー体質なのかはわかりませんが、調べてから自分のことを振り返ると、幼いころから今現在までアレルギーとはずっと向き合っていたようです。
では、乾燥肌になる前の肌荒れのことを、もう少し詳しく、なるべくわかりやすく説明してみたいと思います。
肌荒れの仕組みが少しでも詳しくわかれば、どこを治すと肌荒れに効果的なのかも分かるかもしれない。
肌荒れか起こる仕組み
肌荒れが、起こる仕組みを説明する前に、まずは、肌の中にある皮膚細胞の仕組みについて、なるべく簡単に説明したいと思います。
皮膚細胞
皮膚は3層構造でできているそうです。
その一番外側にあたる部分を表皮(ひょうひ)と言うそうです。
この表皮(ひょうひ)の中は、細胞の層が4層でできていて、健康な肌の皮膚細胞は隙間が無いそうです。
この4層構造の1番上は角質層です。
角質層の細胞の中には、天然の保湿成分が豊富に含まれていて、色々な働きによって、肌の潤いが保たれているのだそうです。
また、角質層の中の細胞と細胞の間には、細胞間脂質というものが存在していて、細胞同士を繋いでいる役割をしているそうです。
この細胞間脂質もまた水分を保っているようで、よくメディアなどで耳にするセラミドなどが含まれているそうです。
さらにさらに、角質層の上に、皮脂と汗が混ざり合ってできた皮脂膜というものがあり、この皮脂膜が角質層を覆い、水分の蒸発を防ぐ役割をしているそうです。
ここまでで、角質層と細胞間脂質と皮脂膜が、肌の保湿の重要な働きをしていることが分かりました。
この3つの働きがある事によって肌はしっかり保湿され、乾燥や紫外線などの肌トラブルから肌を守ってくれているということのようです。
この守ってくれる3つの働きを「バリア機能」と言うそうです。
このバリア機能の状態が低下すると、肌荒れが起こるということになります。
バリア機能を低下させないことが、肌荒れ予防につながるということですね。
ではバリア機能が低下してしまう原因は何なのか調べました。
この原因を突き止めれば、間違った対策やケアをせずに、きちんと的確に、起こっている肌荒れに効果のあるケアができると思っています。
無駄なくきちんと肌荒れのケアをすることで、乾燥肌になる前の段階で、お肌を守ることができるのではないかと、私は思います。
バリア機能が低下する原因
肌荒れは、バリア機能が低下することが原因でした。
では具体的に、どのようなことがバリア機能を低下させてしまうのかをあげてみました。
・睡眠不足
・暴飲暴食
・ダイエット
・栄養の偏り
・ストレス
・心理的疲労
・生理
・妊娠
・更年期症状
・紫外線
・温度や湿度の変化
・汗
・ホコリ
・ダニ
・アレルギー物質
・化粧品
・不規則な生活習慣
などなど、様々なことが皮膚細胞への負担となり、バリア機能が低下し、肌荒れを引き起こしてしまうようです。
心当たりのある原因はありましたか?
ではどのようにすれば、肌荒れをケアできるのでしょうか?
まずは皮膚細胞のサイクルを調べたままにお伝えしていきますね。
ターンオーバー
肌の中の皮膚の細胞は、基本的に約28日のサイクルで生まれ変わるそうです。
皮膚細胞の4層構造の一番下のある基底層(きていそう)で細胞が生まれ、ドンドン上に層を変えて、最後は垢になってはがれ落ちる、これをターンオーバーと言うそうです。
また、ターンオーバーが乱れてしまうことが原因で、肌荒れが起こってしまうこともあるそうです。
バリア機能の低下や、ターンオーバーの乱れから肌荒れが起こり、この肌荒れがもとで色々な原因が皮膚の細胞内にまで入り込み、やがて乾燥肌になってしまうということのようです。
では、原因と肌荒れの仕組みが分かったところで、今度は、乾燥肌にならない為の、肌荒れケアを調べました。
乾燥肌にならない為のケアです。
肌荒れのケアの仕方
肌が荒れている所は優しくしましょう。
・タオルを使う時(洗顔時や湯上り時)は、肌にタオルを押し当てるイメージで、ゴシゴシ拭かないように心がけてみると、肌へのストレスも少なく済んで、肌の表面も傷つかないそうです。
・保湿剤を使用する際は、ある程度の水分が肌に残っている方がよいそうです。
肌に水分が残っている方が、肌の表面へのストレスが少なくて済むそうです。
・保湿剤には、尿素やワセリンがよいとありました。
・食事には、バランスの良いビタミンやミネラルや良質なタンパク質を取るとよいそうです。
・ヒアルロン酸
・コラーゲン
・エラスチン
・βカロテン
(*ほうれん草・ナス・サトイモ・タケノコ・トマトは食べすぎるとよくないそうです。)
肌荒れ時にしない方が良いこと
・入浴時にゴシゴシ洗う
・長時間の入浴
・硫黄入り入浴剤などを使う
・キムチなどの辛いものを食べる
・アルコールの摂りすぎ
・42℃以上のお風呂に入る
など等のこれらは、痒みが増したり、乾燥を促す原因にもなるそうなので、出来るだけしない方がよいそうです。
乾燥肌には結局は・・・
ここまで色々調べてみましたが、乾燥肌にならない為には、結局は、自分に合った保湿をすることが一番効果的なようです。
外的内的な原因があったとしても、保湿をきちんと効果的に行うことで、肌の水分が保たれ、肌荒れの予防にもつながる=乾燥肌の予防になるということになります。
もちろん、乾燥肌になりやすい人もいると書きました。
私もなりやすい体質ですが、対策やしない方が良いことばかりをしていたと思いました。
なので、年々悪化しているにも関わらず、乾燥肌と向き合わずに、とうとうアトピーになってしまったのだと反省しています。
なりやすい人は、なりやすいなりの万全の保湿や、しない方が良いことを出来るだけ行わないように、心掛けるだけでも、少しは改善されるかもしれないと思います。
とは言え、肌荒れの中には乾燥肌では無いこともあると聞きました。
いつもと違う肌荒れの場合は、早めに皮膚科の受診をお勧めします!!
調べてみて
私自身が手遅れで今になって後悔しているので、そうなる前に、事前にケアして治るのであれば、きちんとしっかりケアして直してほしいと思いを込めて調べました。
私はアトピーになってしまいましたが、ここからしっかりケアして、ツルツルお肌のおばちゃんになれるように、しっかり皮膚科に通ってお肌ケアしていきたいと思います。
素敵な笑顔に沢山出会えますように・・・。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。